宮本もか選手の入場テーマ曲『令和モダン』を作った話
宮本もか選手の入場テーマ曲「令和モダン」を作成しました。曲名も考えて貰いました。
7月23日(祝)後楽園ホールでデビューする練習生あおな(仮)のリングネームが「宮本もか」に決定しました!
— 東京女子プロレス (@tjpw2013) 2020年7月7日
《宮本もかプロフィール》
・身長160cm
・1999年3月18日生まれ 21歳
・神奈川県出身
現在、現役女子大生。高校時代は松涛館流の空手を習い初段。“和”を意識した試合コスチューム!#tjpw pic.twitter.com/KOFdFEmCxK
・ 宮本もか選手ツイッター
https://twitter.com/moka_tjpw
下に続く
打ち合わせ
元々5月デビューだった為、曲は結構前に完成してましたが、その時の話。
遡ること数ヶ月。まだ5月までは余裕がある頃。「あけましておめでとうございます!」と渾身の面白挨拶をした所、完全に無反応だった世界のTKこと東京女子プロレス代表の甲田さんと、練習生アオナさん(当時)と打ち合わせ。
我々クラスともなると、打ち合わせは常に高級店で、いつもは大好きなマックシェイクを注文するのですが、今回はいつもと違う街で打ち合わせが行われた為、7マックシェイクくらいの価値があるであろうアイスコーヒーを頼みました。
アオナさんからは手書きのコスチューム画を見せて貰ったり、いくつかのアイディアを貰ったりして、滞在時間よりも移動時間の方が長い打ち合わせ終了。
制作開始
今回は和のテイストという事で、まあまあ得意分野の為、構成自体で迷うことはないだろうなと思ってました。制作に入ってからは割とスムーズにサンプルが出来ました。そして、すんなり完成しました。
……なんてことは一切なくて、まず構成にめちゃくちゃ苦戦しました。和音階に拘ったため、なにを作っても何を弾いても哀愁漂うメロディのオンパレード。終始物悲しい。
なので、一旦アオナさんに聞いて貰った上で、和音階無視して良いか確認した上で制作再開。
それでもどうも地味な感じだったので、わかりやすいメロディや展開のメリハリをつけてみたりして、アオナさんのアイディアで楽器構成を変えて、イントロから少し速くなった感じで曲が始まる様にして、2ループ目にメロディを新たに作って完成。CDでしか聴けない部分を作るのは割と定番です。構成次第ではカットしちゃうけど。
私は個人活動でハードテクノ(シュランツ)活動をやってて今年で4年目です。普段作る曲とも全然違うし、そもそもハードテクノ自体よく知らないし、みたいな感じでとにかく作りまくる事で独自のシュランツを構築してます。
今回の宮本もかさんの入場テーマ曲令和モダンは、そういったハードテクノ活動で培ったものがリズムトラック周りに出てる感じがします。そうしようと思った訳ではなく、もかさんに聴いて貰いながら作っていって、自然とそうなった感じ。
ちょっとノイズ混じりなところがあったので、最終masterを提出してから数ヶ月後にちょっと再調整しました。
誤字、脱字、誤日本語は気付いたら直します。うざい文章だと思ったら、それもこっそり直します。